バサラコーンのバサラって何だろうと思いますよね。 「バサラ」は漢字で書くと婆娑羅。言葉の意味は「遠慮なく、勝手に振る舞うこと」ですが、中世の時代、時代に風を起こした人々が「婆娑羅な者」と称され、讃えられたことから、時代に新風を起こすと言う意味で名づけられたようです。
青森市浪岡で栽培されているこのバサラコーンは今ちょうど収穫の時期を迎えています。浪岡増館地区でバサラコーンを栽培している増館営農組合の深堀さんにお話を伺いました。
バサラコーンは1つの株から基本的には1本のみを収穫しているそうです。また重さも一般的なとうもろこしに比べても大きめとのこと。
栽培管理を徹底しているからこそ、皮が薄めの甘いとうもろこしが収穫されます。糖度は約16~18度ほどもあるそうです。果物でいえばメロンなどと同じくらいの糖度です。
一番おすすめの食べ方は、熱湯で軽く3分ほど茹であげるシンプルな食べ方です。もちろん焼いても蒸しても美味しいとのこと。
また、生のままのとうもろこしの実をほぐし、牛乳とミキサーで合わせ、ざる等で皮をこし、塩コショウで味を調えれば、バサラコーンの冷製スープの出来上がりです。
バサラコーンは青森市内のスーパーや、道の駅アップルヒル内青森農協フルーツショップなどで販売されていますので、ぜひ薄皮で甘いバサラコーンをご賞味ください。
【バサラコーンに関するお問合せ】
青森市役所農林水産部農業政策課
住所:青森市浪岡大字浪岡字稲村101-1
TEL:0172-62-1156
FAX:0172-62-9369