匠の職人の作る心がほっこり青函コラボスイーツ「松栄堂 なとわ」

今年で創業51年を迎える、青森市の老舗「菓子匠 松栄堂」。青森市栄町で創業し、当時は羊羹をメインに栗饅頭や月餅を製造していたといいます。
現在、松栄堂の代表取締役である畑中 和紀さんは、これまで多くの受賞歴をもつ菓子製造マイスター(㈳全国技能士会連合会認定)でもあり、青森市匠の職人表彰も受賞されています。畑中さんが作った、最新のお菓子を取材しに松栄堂 橋本店へお邪魔してきました。

函館-青森間の新幹線開業を記念した青函コラボスイーツ第2弾として、2015年3月18日から新発売された「牛乳菓 なとわ」。函館市産のミルクを皮と餡にふんだんに練りこみしっとり感をもたせ、そこにシャキシャキの青森県産りんごを合わせることで、濃厚さの中にりんごの酸味と食感がほどよく、上品な甘さ が特徴のミルク饅頭です。

「”なとわ”というネーミングは津軽をイメージできるものにしたかった」と畑中さん。津軽地方の言葉で「な」はあなたを、「わ」はわたしを表し、「あなたとわたし」という意味になります。このお菓子には函館(な)と青森(わ)という想いが込められています。

パッ ケージにも大変こだわり、青函や新幹線をイメージしたものなど様々検討したそうです。そして、出来上がったのが商品と同じように柔らかく優しい感じで和に も洋にも合うような現在のデザインになりました。パッケージの裏には、函館と青森をイメージしたりんごと牛乳のかわいらしいロゴがプリントされています。

「なとわ」は松栄堂 栄町店、橋本店、浪館店の3店舗と、ワラッセ内アイモリー、新青森駅の北彩館で販売しているほか、お店のHPよりネット販売もしています。

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『なとわ』(単品から販売可)1個 135円、6個 1000円(各税込)

店内には、旬を感じる伝統的な主菓子や干菓子をはじめ、定番の和菓子のほか、洋菓子や青森ならではのお菓子が並びます。お店の一角には十二支(じゅうに し)や人気キャラクターの主菓子も展示してあり、こちらも一見の価値ありです。他にも、父の日に合わせた商品など季節のイベントに合わせた商品を販売しています。また、アレルギー等でケーキが食べられない子ども達や、ケーキが苦手な方などのために、和菓子の素材を使ったデコレーションケーキの注文をお受け しているそうです。ここにも、あたたかい心遣いが感じられます。


【菓子匠 松栄堂

栄町店:青森市栄町1丁目5−4  ☎017-743-1863
営業9:00~19:00 年中無休 駐車場あり

橋本店:青森市橋本2丁目7−18 ☎017-773-5646
営業9:00~18:30 年中無休 駐車場あり

浪館店:青森市浪館前田3丁目21−16 ☎017-766-1750
営業9:30~18:30 年中無休

インターネットでの購入はこちら HP:http://www.syoeido.co.jp

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