青森駅前にある青森特産品を専門に扱うセレクトショップ「青い森わんど」に入ると、たくさんのりんごに関連した商品がお客さんを出迎えてくれます。お店オリジナルのりんごの時計は非売品ですが、かわいいと評判。りんごが大好きでもっと多くの人にりんごの素晴らしさを届けたい「青い森わんど」から、これまでありそうでなかった調味料「りんご de 食卓」シリーズが発売されました。全商品に青森県産りんごを使用しており、あおもり産品販売促進コーディネート事業も支援させていただきました。この「りんご de 食卓」シリーズの開発秘話を、株式会社エイ・ワンド常務取締役の高森 暖(たかもり のん)さんに伺いました。
「りんごを使った商品は「りんごジュース」「アップルパイ」「りんごジャム」が多くありますが、今までにない新しい商品はできないか、食事やおかずとしてりんごを食べることができないかと思ったことが開発のきっかけでした。」と高森さん。
高森さんの故郷はりんごの産地である津軽地方ですが、昔りんごに醤油をかけて食べていた記憶にヒントを得て、スイーツ以外で全く新しいりんごの食べ方がないかと考えたそうです。そこから始まった商品開発は、最初は試行錯誤の繰り返しで、何度も何度も試作をして苦労を重ねました。時にはあきらめそうになっても、「私の辞書に不可能はない!」という想いで完成させたのが、「りんごみそ(甘口)」「りんごみそ(辛口)」です。その後、「りんごバター」「りんご醤油」が開発されました。そして一番苦労し たのが「りんごマヨタイプ」。
タルタルソースのような瓶入りマヨネーズをみて、りんごでも作れるかもと思い試作をしたところ、分離してしまったり、チーズのように固まってしまったりとなかなか思うようにできなかったそうです。そんな苦労をしてやっと完成したのが「りんごマヨタイプ」。特に素材にはこだわって、卵は青森県産、りんごはマヨネーズの酸味に合う紅玉を使用しています。
また「りんごde食卓」シリーズの商品は、りんごを皮ごと使用しているのがこだわりです。
りんごde食卓シリーズは2種類、3種類、5種類とセットで購入でき、オリジナルの箱にオリジナルのショッパーがついてきます。かわいらしいパッ ケージはお土産などにもぴったりです。これも高森さんのアイディア。自分がもらってうれしいものを作りたいという想いで考案したそうです。
作りたいものがいっぱいあるという高森さん。もうすでに3~4種類作りたい物の構想があるとのこと。次はどんなものが登場するか楽しみですね。
りんごde食卓シリーズ(すべて税込)
- りんご醤油 756円
- りんごみそ(甘口) 730円
- りんごみそ(辛口) 730円
- りんごバター 788円
- りんごマヨタイプ 788円
商品は店頭のほか、アスパム物産、ねぶたの家・ワラッセ内のアイモリー、青森駅前・葛西商店及び青い森わんどオンラインショップで購入可能です。
青い森わんど(株式会社エイ・ワンド)
H P http://a-wando.com/
Facebook https://www.facebook.com/aoimoriwando/
住所:青森市安方1丁目11-1尾崎ビル1階
TEL:017-777-6345
営業時間:10:00~18:00
定休日:4月~12月 毎週水曜日 *ねぶた期間は終日営業
1月~3月 毎週日曜日・祝日・年末年始