青森といえば「りんご」！！
と、いうわけで、令和3年度の最初は青森市浪岡にある「青森市りんごセンター」をご紹介したいと思います。
青森市りんごセンターは、青森市の特産品であるりんごを、年間を通じた適切な貯蔵や選果をすることにより、りんごの消費や流通の拡大、品質の均一化、高付加価値化を図り、青森市りんご産業の維持発展に努めるために整備された施設です。
毎年早い品種であれば8月下旬から収穫されたりんごが、このりんごセンターに保管されます。
りんごセンターの中には、空気中の酸素や窒素、二酸化炭素濃度を調整することにより、りんごを長期にかつ新鮮に保存することが可能なCA冷蔵庫（Controlled Atomosphere）が設置されており、約4000トンを保管することができます。
りんご1個が300～400g程度なので、1個300gだとすると、りんご約13,000,000個が保管できることとなります。
写真左：CA冷蔵庫に保管されていた出荷前のりんご 写真右：出荷のための選果から箱詰めまでの様子
作業のほとんどが機械化され、出荷用のりんごやりんごのコンテナを積み上げる専用の機械（下記写真左：ロボットパレタイザー）などがあります。
出荷用ダンボール箱の組み立て、りんごの選果、箱詰め、出荷の梱包の様子を動画にしてみました。
下の写真は、りんご栽培の盛んな地域ではよく見る光景で、空のりんご箱が倉庫などの前に積まれている状態で、かなりの高さがあります。
これもロボットパレタイザーにより自動で重ねた後、フォークリフトで運んでいます。
（私はずっと手作業で積み重ねていると思っていました…）
青森市りんごセンターでは、見学の受入れも行っております。
青森市産のりんごについて、もっと知りたい方は是非ご来場ください。（事前の申込が必要です。）
【見学の問合せ先】
指定管理者：青森農業協同組合
青森県青森市浪岡大字北中野字北畠６５ ☎0172-88-6150