ホヤというと、青森市の初夏の味覚。
晩御飯の食卓に、お酒のつまみとして登場することも多いのではないでしょうか。
私の実家では、両親が好物なので、よく食卓に上がっていました。そんな家庭で育った私ですが、実は「ホヤ」を自分でさばいたことがありません。
そこで、今回のブログでは、これから旬を迎える青森市産ホヤをさばいて、記事にしてみました。
まずは、青森市産ホヤを探しに、近所のスーパーに行ってみました。
あったのは「青森県産ホヤ」。
お店の方に聞いてみると、大概は、むつ湾内でとれたものが、「青森県産」と表示されているとのこと。
なかなか青森市産に出会うことは難しいようです。
それならと思い、青森駅前のアウガ鮮魚市場に行ってみました。
すると、ありました、「青森市産(後潟)ホヤ」!
さっそく、さばき方のパンフレットを見ながら挑戦しました。
- プラスの突起部分を切り落とす
プラスとマイナスの違いが、そんなにはっきりとはわかりません。
こっちかな?の方を切ってみます。
中に入っていた水分が出てきます。
- マイナスの突起部分を切り落とす
もう片方の突起部分を切ります。
- 殻を縦半分に切り開く
固いゴムを切っている感じ。
根っこのような部分を切り落とそうと思いましたが、まったく歯が立たず。
しっかり押さえて、慎重に。
- 殻をむいて、中の身を取り出す
殻から身をはがすのは、割と簡単にクリンッととれます。
きれいなオレンジ色の身がでてきます。
開いてみると、こんな感じ。
茶色い内臓部分や、糸状の糞、白いゼリー状のものは水で流しながら取り除きます。
あとは、適当な大きさに切って、完成!
強い磯の香りが、むつ湾を想像させます。
大葉とか、緑の色があったら、きれいだったかな。
盛り付けまでの所要時間は、1個あたり約10分。
思っていたよりも、簡単に作業できました。
ちなみに、ホヤのえぐみが苦手な方は、天ぷらがおすすめ!
その他、炊き込みご飯やお吸い物にしてもいいそうです。
ぜひ、皆さんもお試しください。
それでは、いただきます!
【ワンポイント☝】
市場のおばさんから、「プラスとマイナスがわからなければ、一緒に切っちゃえばいいよ」とのアドバイス。
一気に切ったところが、こちら。水分がピューっと出てきます。
この水分をとっておいて、切ったホヤをいれて食べるのも美味しいそうです。