シロウオ

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野内川の春の風物詩と言えば、「シロウオ」漁。毎年4月中旬になると、河口付近に、鉄パイプや木材などを使った足場が組まれ、同月下旬から針金で組んだ四角形の四つ手網ですくう光景が広がります。
漢字で書くと「素魚」。シラウオ科の「シラウオ(白魚)」と混同されがちですが、全く別の魚です。今回は、ハゼ科の「シロウオ」を紹介します。

特徴

  • シロウオは、通常は沿岸の浅い海で、プランクトンを食べて生息していますが、春先に産卵のため川を上ります。死んでしまうと風味が落ちてしまうので、鮮魚店などでは水と酸素を充填したポリ袋に入れられて販売されています。

シロウオとシラウオ

  • シロウオは、ハゼ類独特の吸盤ビレがあります。 シラウオは、サケやマス類の遠い親戚にあたります。

販売場所

  • 野内川のシロウオ:野内川で販売(5月上旬~下旬 ※要確認)

簡単レシピ

  • 「踊り食い」が有名ですが、「卵とじ」、「天ぷら」、「お汁」、「酢の物」などもあります。
    「卵とじ」をご紹介します。
    (1)鍋にダシ醤油とシロウオを入れて煮る。
    (2)鍋をおろすときに、卵を割り入れる。