【特徴】
青森では山の雪が解けると、すぐに山菜のシーズンがやってきます。自然豊かな青森の春は、様々な山菜が店頭に並びおいしくいただくことができます。色々な種類や食べ方のある山菜です。
●ポイント
山菜を使った料理はアク抜きが大切。ウドも、アク抜きをしっかりすることで、黒くならず、きれいな緑色のまま食べることができます。また、ウドを料理するときは、図のように葉、茎、根に3分割すると扱いやすくなります。
●おすすめの食べ方
《葉》
薄く衣をつけ170度の油で揚げて天ぷらにして食べる。温度差があったほうがパリパリとした食感になりおいしいので、揚げる前に冷やすのがポイント。また、少量の酢を衣に混ぜるのもパリパリ感を持続させるコツ。
《茎》
皮は厚めにむき、水にひたしてからゴボウと同じ要領でキンピラにする。 中身は、きざんだら2~3分水にいれアクを抜く。熱湯に塩を一つまみいれ、ウドをいれて再沸騰する直前にウドを上げ、冷水にとる。水を切って皿に盛り付けたら、酢、白味噌、砂糖を混ぜて作った酢味噌をかける。
《根》
皮をむかずに乱切りにして、シイタケ、豚肉と一緒に油いためにする。青魚の味噌煮にいれるのもおすすめ。