根曲がり竹(たけのこ)

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青森の春の訪れを伝える山菜のひとつであり、青森で一般にタケノコと言われる「根曲がり竹」は、竹が雪の重みで湾曲して育つことから「根曲がり竹」という名称がつきました。

●食感・風味
皮をくるくるっとむいていくと、細くみずみずしいタケノコが現れます。アクが少なくて柔らかく、口当たり優しい食感と風味が特徴です。

●出回り時期
5月中旬~7月上旬

●販売場所
直売所、スーパー
※生のものと、水煮にして瓶詰めや缶詰にしたものとがあります。

●料理
煮物・天ぷら・味噌汁・炒め物・おでん…とさまざまな料理方法がありますが、今回はとってもシンプルにタケノコのおいしさ・風味を味わえる方法と、青森ならではの料理をご案内します。

【シンプルな調理方法】

(1)生の「根曲がり竹」を皮付きのまま少し焦げ目がつく位まで直火で焼く。
(2)皮をはいで味噌やマヨネーズをつけてお召し上がりください。

【青森ならではといえば「生姜味噌おでん」】

「生姜味噌おでん」の特徴といえば、生姜入り味噌ダレもさることながら、「根曲がり竹」。
もともと「生姜味噌おでん」の具材は、コンニャクと大角天だけだったといわれていますが、最近は山菜豊富な青森らしく、タケノコを一緒に入れて味わうようになりました。おでんの場合は、他の具材と同じタイミングでタケノコを入れるとおいしく味わえます。