地元で評価の高い食材として、青森の隠れ十品になっているカレイ。
中でもマコガレイは大変美味しく、「城下ガレイ」と呼ばれる大分県で獲れるマコガレイは、江戸時代に将軍家に献上されていたといわれています。
●旬の時期
一年を通して広い地域で漁獲されている魚ですが、青森では、12月から1月にかけて最も漁獲量が多くなります。
●豆知識
カレイによく似ているヒラメとの違いを見分ける方法に「左ヒラメに右カレイ」という言葉があります。
目を上にして腹を手前に置いたときに、頭が右であればカレイ、左であればヒラメとなります。ところが、カレイの仲間でも逆側に目が寄っているヌマガレイもいます。また、カレイもヒラメも生まれたときは普通の魚の形をしていますが、大きくなるにつれて片側の目が頭の上を通過して徐々に移動していき、おなじみの形へと変化していきます。
●食べ方
肉厚の白身は、塩焼きや煮もの、揚げものなど様々な料理で食べられます。
●おすすめレシピ
【カレイの煮つけ】
材料・・・カレイ、シラガネギ、出し汁、醤油、酒、みりん
(1)カレイのウロコと内臓を取り除き、塩水で洗い水を切る
(2)鍋に、出し汁、醤油、酒、みりんをいれて煮立てる
(3)煮立ったら、カレイを入れて落とし蓋をして強火で煮る
(4)煮汁が魚全体を包んだら3分ほど煮て、弱火にし、さらに数分煮てから火を止めて味を染み込ませる
(5)皿に盛り付け、煮汁をかけてシラガネギをのせれば、カレイの煮つけの出来上がり(お好みで、赤唐辛子やショウガを入れても美味しいです)