「そば」といえば信州地方での生産が有名ですが、市内でも盛んに生産されています。市内の夏井田地域や後潟地域などで生産されている「あおもり海道そば」をご紹介します。
●あおもり海道そばとは
青森市を含む東青地域で生産されているそばで、海に隣接した国道280号線沿いに作付けが集中することから「あおもり海道そば」の名前がつけられ、県内でも上位の作付面積となっています。
夏から初秋にかけて白い花が咲き、10月上旬に玄そばと呼ばれる黒い実を収穫します。収穫した実は乾燥させて実の選別作業を行い、黒い殻を取ってそば店に出荷します。市内産の新そばが蕎麦屋さんで食べられるのは早くて10月末頃になります。
●特徴
主に「キタワセソバ」という病気に強い品種で、無農薬で作られています。たんぱく質やアミノ酸のほか、高血圧症や動脈硬化の予防に効果があるとされるルチンが多く含まれています。
●あおもり海道そばブランド推進協議会
生産者や加工業者・そば関連業者などで構成される協議会では、そば粉を使った商品のPRや新商品の開発、販売などの取組をしており、そば粉を使ったスイーツ(ロールケーキやクッキー)も開発されています。
普通に食べるそばはもちろん、様々な加工食品もあります。ぜひ「あおもり海道そば」に注目してみてください!