七子八珍のひとつでもあるガサエビ。一般的にはシャコと呼ばれていますが、青森ではこの名前で親しまれています。春から初夏にかけて旬を迎えるガサエビは、青森のお花見の席では欠かすことのできない食材です。
【特徴】
- 青森産のガサエビは、他の地域でとれたものよりも大きいといわれています。また、ガサエビの卵巣はカツブシと呼ばれ、重宝されています。
【調理方法】
- 食べ応えのある食感で癖がないため、食べやすく天ぷらや酢のものなど様々な料理に合いますが、青森では塩ゆでが一般的です。鮮度が落ちやすいため、なるべく早めにゆでるのがおいしく食べるコツです。
【ゆで方】
- 沸騰した鍋に酒・塩・ガサエビを入れ15分ほどゆでる。(塩の代わりに醤油でもいいです)
【むき方】
- 殻にギザギザとした突起があるので、手を傷付けないようにはさみを使い、頭と両サイドを切り落とします。尾をV字に切り、尾から頭の方に向かって殻をむくときれいに身がはがれます。