アブラメ(アイナメ)

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青森ではアブラメという名で広く親しまれていますが、正式名称をアイナメといいます。
極上の白身を持ち、旬には鯛(タイ)よりも高値になると言われています。
●特徴
全長30~40cmほどですが、60cmを超えるものもあります。昼行性で、岩礁帯やテトラポッド、防波堤などの陰に潜み、小魚や甲殻類などを捕食します。
●旬
アブラメの旬は晩春から夏にかけて。産卵の4ヶ月くらい前の少しづつ白子や真子(卵)がつきはじめる頃で、たっぷり身に栄養を貯えているのです。
●栄養
アブラメには新陳代謝を促進するビタミンB2のほか、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、細胞老化を防ぐビタミンEなどが豊富です。脂質に含まれる不 飽和脂肪酸EPAは血栓を予防、またDHAは脳細胞を活性化させ、記憶力を向上させるとされており、いずれもコレステロール低下やガン予防に有効といわれ ています。
●食べ方
良形で新鮮なものは刺身がいいですが、小ぶりのものは「唐揚げのおろし煮」がオススメです。魚の旨みと大根おろしの辛味が絶妙にからみあいます。