例年より雨が少なかった6月下旬の青森市。
青森市内の園地や直売所を巡ってきたので、その時の様子をお届けします。
青森市北端の後潟地区にある「青森市ふれあい農園」では、栽培されているカシスが収穫時期を迎えていました。
青森市のカシスは、ほのかな甘味とともに、酸味や渋みがあり、独特な味が楽しめます!
さらに、カシスはアントシアニン(ポリフェノールの一種)が多く含まれており、眼精疲労の軽減や緑内障の進行抑制などに効果があります。
そんなカシスの中でも、あおもりカシスの会が販売する「あおもりカシス」は、これまで品種改良されることがありませんでした。
そのため、原種ならではの野趣あふれる風味と栄養分が引き継がれています。
また、原則、農薬を使わずに育てられ、カシスに傷がつかないように、収穫は全て手摘みで行われています。
7月からはカシスの収穫が本格化するシーズン!
青森市ふれあい農園では、7月の収穫期にカシスの収穫体験が始まります。
体験料1回分で、収穫用のプラスチック製コップ1杯分(約250g)をそのまま持ち帰ることができます 。
また、体験料を追加で支払うことで、持ち帰る量を増やすこともできます。
収穫したカシスは、ジャムやジュースにできるので、ぜひこの機会にカシスの収穫で汗を流し、サッパリとした夏の幸「カシス」の味をご堪能ください!
【青森市ふれあい農園】(青森市農業振興センター内)
◆住所 : 青森県青森市大字四戸橋字磯部243-342
◆電話番号 : 017-761-3082
◆FAX : 017-761-3083
◆営業時間 : 8:30〜17:00
6月下旬からはもう一つ。
青森市産のフルーツの収穫が始まっていました。
それは「さくらんぼ」。
青森市の主力品種は「佐藤錦」、「紅秀峰」、「ジュノハート」の3つ。
どれもとてもジューシーでそれぞれ特徴のある味わいが楽しめます。
6月下旬〜7月上旬に販売され、甘味と酸味のバランスが良い品種。果肉は柔らかく乳白色で、さくらんぼの味わいを堪能できます。
7月上旬〜中旬に販売され、果実がやや大きく、果肉は固めの品種。甘さも強いため、甘味が好きな方はこちらがオススメ。
6月下旬〜7月上旬に販売される青森県オリジナル品種。果実が大型でハート型をしており、優れた食味と美しい外観が特徴。お値段はしますが、一見ならぬ一食の価値ありです!
さくらんぼの直売情報がこちら↓
※7月に入り、さくらんぼの収穫も終わりに近づいてきています。
購入を検討される方は各直売所へ在庫状況等を事前にご確認ください。
さくらんぼに加え、更にもう1品。収穫が始まった青森市産品があります。
それは「ベビーベビー」。
ベビーベビーは、宝石のような光沢がある赤色で、濃厚な甘味と酸味のバランスが良いミニトマト。果肉が透けて見えるほど皮が薄くて柔らかい、とろけるような食感です。
まだ収穫が始まったばかりですが、今シーズンの販売が楽しみですね。
【インターネット販売サイト】
◆URL : https://www.hi-net.jp/?mode=grp&gid=1203731
※2023年は7月下旬頃ご予約開始予定です
※四国・九州地方へはお届けができません
【AOMORIベビーベビー研究会 事務局】
◆住 所 : 青森市大字大野字玉島30-8 渋谷種苗店内
◆電話番号 : 017-729-4545
◆営業時間 : 8:30~18:00 (5月~9月は6:00~18:00)
市内の直売所「ゆ~さ市場」では、夏を代表する野菜たちが出始めていました。
ほかにも、珍しい青森市産のキクラゲや西洋野菜のキャベツ等が販売されており、
売り場が賑やかになってきていました。
令和2年7月にデビューした荒毛木耳(アラゲキクラゲ)の新品種。色が明るく鮮やかでコリコリとした肉厚の食感が特徴です。臭みが無いため中華料理だけでなくどんな料理にも合います。生の青森きくらげは6月から10月頃まで楽しめます。(乾燥した青森きくらげは通年出荷されています。)
一般的なズッキーニ同様、フライや煮物で大活躍。丸い形がカワイイので、料理が楽しくなる一品。
青汁で知られるケールの仲間で栄養満点!繊維質で煮崩れしにくく、スープや煮込み料理、ロールキャベツ、炒め物、パスタに合います。
【ゆ~さ市場(道の駅浅虫温泉)】
◆住 所 : 青森市大字浅虫字螢谷341-19
◆電話番号 : 017-737-5151
◆営業時間 : 9:00~17:00
7月に入ると、青森市の海の幸である「マボヤ」、「ホタテ」が収穫最盛期を迎え、
7月末から8月上旬になると「バサラコーン」が旬を迎えます。
夏に向けて沢山の青森市産品が収穫・販売されますので、ぜひお楽しみに!