新緑の季節が始まる5月。
皆さんは青森市の産品である山の幸・海の幸・里の幸はどのように育まれ、販売されているかご存じでしょうか?
5月は皆さんに旬のあおもり産品をお伝えすべく、産直や園地を訪ねてきた様子をご紹介します。
5月上旬、「JA青森あすなろ直売センター」では、旬の野菜や山菜だけでなく、トマトやネギなどの苗が多く取り扱われていました。
この時期から定植を始める農家の方が多いこともあり、苗を購入していくお客様で賑わっていました。
また、ここでは主に東青地域内で地産地消されている「あおもり海道そば」の乾麺も販売されており、高血圧予防や動脈硬化予防に効果のあるポリフェノールの一種の「ルチン」が多く含まれているのが特徴です。
「道の駅なみおか アップルヒル 特産物直売所」では、わらびやゼンマイなどの旬の山菜を豊富に取り扱っていました。
ごまやクルミなどと一緒に和え物にして食べれば、山菜の風味と歯ごたえを楽しむことができます。
天ぷらにすると美味しいタラの芽とアスパラもこの時期はたくさん並んでいました。
青森市と言えば「りんご」をイメージされる方が多いと思いますが、実はぶどうの生産も盛んに行われています。
5月下旬、市内のぶどう園地を訪れた時は、まだぶどうは蕾の状態でした。
今年は例年に比べて気温が高く、ぶどうの生育も早まっているそうなので、今年の秋はぶどうが早く食べられるのかな?
楽しみですね。
※収穫期のぶどう(シャインマスカット)はこうなります!
※画像は昨年のぶどうですが、緑色が鮮やかであり、熟したぶどうの実ひとつひとつが大きく食べ応えがありました。
ぶどうの他にもう1つ、青森市を彩るフルーツの園地へ伺いました。
青森市で一番最初に収穫される果樹がさくらんぼです。
市内では、「佐藤錦」「紅秀峰」などが中心に栽培されており、6月下旬になると、農園前などで直売されます。
のぼり旗が並ぶ風景が収穫期を伝える風物詩となっています。
ぶどう同様、今年は気温が高いため生育が進んでおり、さくらんぼの収穫も早まりそうです。
※画像は昨年のさくらんぼ。
例年であれば6月下旬から「佐藤錦」の収穫がはじまるのですが、今年は6月中旬くらいから販売されるかも!?
浪岡地区や田茂木野地区の直売情報を見逃せませんね!
[参考] 直売店情報(※ツイッターやフェイスブック、インスタグラムでもお知らせしています。)
もうすぐ夏到来です!
6月から7月にかけては下記の産品が収穫の時期を迎えます。とれたての産品の魅力を発信していきますので是非お楽しみに♪