気温が一気に高くなった7月上旬から、生産量日本一を誇る青森市産カシスが収穫の最盛期を迎えており、たくさんの果実が収穫されています。
黒々と輝く青森市産カシス。
その中でも品種改良などの人の手を一切加えず、原種にこだわり続ける「あおもりカシス」を生産する方の園地へお邪魔させていただきました。
ちなみに、青森市のカシス栽培の始まりは約50年前にさかのぼります。1965年にドイツからカシスが移植されたことがきっかけとなり、1975年よりカシス栽培が本格的に始まって以来、冷涼で寒暖差のある気候に適したカシスが青森に広がってきました。
カシスの果実は小さいため、収穫作業がとても大変で、1時間に収穫できるのは平均でも1kg程度です。
完熟された果実を見極めながら、生産者の方が丁寧に一粒ずつ手摘みで収穫しています。
(写真:丁寧に手摘み収穫を行う生産者)
収穫したばかりの完熟カシスは、酸味が少なく甘さが際立ち、フルーティーな夏の味が口いっぱいに広がります。
カシスは、抗酸化成分「ポリフェノール(アントシアニン)」を多く含む果実であり、眼精疲労の軽減や目の下のくまの緩和、末梢血流改善などにも効果的と言われているため、食べたことがない方、健康や美容に関心がある方は是非旬の時期の完熟カシスをご賞味ください!
※あおもりカシスの会公式ホームページはこちら