日本海、太平洋、津軽海峡に囲まれる青森県。その中心に位置する青森市は、八甲田山系などの自然豊かな山々からミネラルを含んだ雪解け水が流れこむ陸奥湾に面し、古くから四季折々の新鮮で豊富な魚介類を取り入れた食文化を育んできました。
『七子八珍』とは、青森の新鮮な魚介類を「四季の味」としてブランド化したもので、［七子］［八珍］をメインに、［堂々九品］［隠れ十品］の全34品目あります。
◆七子
［晩秋から早春にかけて旬を迎える、すじこ、たらこなどの「子」の付く魚卵など、青森市民に愛され親しまれている七品です。］
このこ（なまこ）
たこのこ（たこ）
ほたてのこ（ほたて）
すじこ（鮭）
ぶりこ（はたはた）
ましらこ（鱈）
たらこ（鱈）
◆八珍
［青森の人間がこよなく愛している味、季節を感じる味として大切にされてきた宝。青森が実感できる八品です。］
くりがに
がさえび
なまこ
うに
ふじつぼ
白魚
さめ
ほや
◆堂々九品
［青森人の気質のように、凛とした気概と奥ゆかしさを物語る魚たち。遠来の人達のために選び出した九品です。］
めばる（目張）
あぶらめ（油目）
いか（烏賊）
ほたて（帆立）
ひらめ（鮃）
さけ（鮭）
たら（鱈）
さば（鯖）
いわし（鰯）
◆隠れ十品
［誰しも隠されたものに対する興味はつきないものです。青森の隠れた十品は、大変評価の高い隠然たる地位にある魚、十品です。］
いしなぎ（石投）
みずだこ（水蛸）
そい（曾以）
かれい（鰈）
ぶり（鰤）
たい（鯛）
あんこう（鮟鱇）
まぐろ（鮪）
きんきん（金々）
さくらます（桜鱒）